本,やっぱりおおかみ

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本 23冊目 「やっぱりおおかみ」

やっぱり おれは おおかみだもんな
おおかみとして いきるしかないよ

佐々木マキ 『やっぱりおおかみ』, (福音館書店, 1973), pp.28.

読んだ感想

絵本です。

一匹のおおかみが、仲間を探して市場や遊園地、住宅街などをうろつき、ウサギの集団やヤギの集団、シカの集団などを傍から観察しますが、自分はいずれの集団とも異なる個体であることを認識します。

おおかみは、建物の屋上に繋がれていた気球が、糸を切られて遠くの空に飛んでいくのを眺めながら「自分はおおかみとして生きていくしかない」と悟り、建物の屋上から街全体を一望します。すると、なんだか不思議と愉快な気持ちになってくるのを自覚します。

上記の街全体を一望するシーンで絵本は終わります。

おおかみが「街全体を一望します」と前述しましたが、絵本にはおおかみが街を一望している絵は描かれておらず、ただ高いところから見下ろしているかのような「街の絵」が描かれているだけですので、おおかみが街を一望したというのは私の勝手な解釈です。

おおかみは、街に住む集団に対しては捕食者であることを自覚し、愉快な気持ちになったのでしょうか。

 
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今回読んだ本について

タイトル:やっぱりおおかみ
出版社 :福音館書店, (1973)
著者  :佐々木マキ

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