本,ファイト・クラブ

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本 11冊目 「ファイト・クラブ」

「なぜなら、自己破壊を通してのみ、ぼくの精神のより大きな力を見出すことが可能だからです」

チャック・パラニューク (池田真紀子訳) 『ファイト・クラブ』, (早川書房, 2015), pp.155.

読んだ感想

最新の電化製品、見栄えのいい家具など、我々は様々なモノを所持しているが、それは何故なのか。

大多数の人間は、「働かなければならない、それが当たり前だ」と思って働いていているが、それは我々が本当に望んでいる生活なのか。

所持しているモノも、日々の生活スタイルも、何故、我々はそれを選択しているのだろうか。

その選択は、本当に我々が望んでいることだろうか。

我々が、自分はこうあるべきだと思い込んでいる理想の人物像は、もしかして自分の本心とは異なる人物像ではないだろうか。

我々は、「寿命なんて無く、永遠に生き続ける」と思っているのだろうか。それとも、「人生にはいつか終わりがある」という厳然たる事実をきちんと理解しているのだろうか。それを日々意識しているのだろうか。

我々の本心は、我々のやりたいことは、別にあるのではないだろうか。

やりたいことを実際にやるのは簡単だ。やればいいのだから。

でも実際にやらない人は、その本心を押しつぶす「私」がいるから、それをやらないのではないだろうか。

ならば、「私」に代わって、「もう一人の私」がそれをやればいいのではないだろうか。

まさにその時、この本に登場する男、「タイラー・ダーデン(Tyler Durden)」が心の内に出現するのだと思います。

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今回読んだ本について

タイトル:ファイト・クラブ
出版社 :早川書房, (2015)
著者  :チャック・パラニューク (池田真紀子訳)

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