本,スターリン

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本 1冊目 「スターリン」

彼は鉄のようで、不屈で、落ち着いていて、私に言わせれば、冷静沈着で、いつも何かに集中している人物であった。彼はあらかじめ考えることなく、言葉を口にすることはけっしてなかった。それが私にとってのスターリンである。

横手慎二 『スターリン』, (中央公論新社, 2016), pp.136-137.

読んだ感想

本「スターリン (横手慎二 著)」を読みました。

スターリンの生誕、少年・青年時代、革命家・政治家としての出世、そしてこの世を去るまでが分かりやすくまとめられています。

教会学校に入学し優秀な成績を収め卒業。

少年期に詩を書き、それが新聞に掲載される。

神学校に進学後、労働運動の活動に従事し始め、ついには学校の問題児となり、退学処分を受ける。

革命家に転じてからは党の一員として活動しながら、党内で次第に頭角を現し、遂にはソ連のトップまで上り詰める。

この本には、一人の男が、様々な状況を切り抜け、勝利し、時には流刑や脱走を経験しながら国のトップに上り詰める。

その後、他国との競争に勝つために様々な施策を講じ、時にはとんでもない大失敗をおかし国民に多大な被害を与えながらも、当時の世界情勢の中、国のリーダーとして国を存続させ続けていく様が書かれています。

私は社会主義とか共産党とか、そういったことについて全くの無知ですが、一人の男の出世物語としては、面白く読むことができました。

ただ、大粛清などの様々な負のダメージを国に与えたことも事実ですし、一言では言い表せない人物だなとも思いました。

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今回読んだ本について

タイトル:スターリン
出版社 :中央公論新社, (2016)
著者  :横手慎二

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