本,あなたの知らない脳 意識は傍観者である

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本 22冊目 「あなたの知らない脳 意識は傍観者である」

あなたの脳が知っていることと、あなたの心がアクセスできることのあいだには、底知れない溝がある。

デイヴィッド・イーグルマン (大田直子訳) 『あなたの知らない脳 意識は傍観者である』, (早川書房, 2018), pp.88.

読んだ感想

脳科学に関する本です。

我々が右腕を上げた時、それは我々の”意識”が「右腕を上げよう」と思ったから右腕を上げたわけではなく、無意識に行われる脳の活動によって右腕を上げる活動が生じ、その後で我々の”意識”が「右腕を上げよう」と遅れて思考するそうです。
つまり我々は普段、右腕を上げたのは自分の”意識”による指示のもとで行われたと錯覚しているそうです。

我々の”意識”は、無意識に行われる脳の活動によって生じた結果を、映画を鑑賞するように傍観しているだけなのにもかかわらず、まるで自分の自由意志によって自分の”意識”が選択し実行しているかのように感じているそうです。

何か良い案を思いついた時も、「私が意識的に考えたことによって、いい案が思いついたぞ!やった!」と我々の”意識”は錯覚しますが、実はその良い案は脳の無意識レベルでひたすら処理された結果、”意識”に表出したものにすぎないそうです。

「脳による無意識レベルの活動によって様々な活動が生じているならば、罪を犯した犯罪者をどう裁けばいいのか。」などについても、本の後半に作者の考えが記述されています。

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今回読んだ本について

タイトル:あなたの知らない脳 意識は傍観者である
出版社 :早川書房, (2018)
著者  :デイヴィッド・イーグルマン (大田直子訳)

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