本,たった21枚の図で『21世紀の資本』は読める!

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本 6冊目 「たった21枚の図で『21世紀の資本』は読める!」

 ただ、歴史的推移(事実)として、つねに資本収益率はGDP成長率より高かった――だから、その傾向は、きっと、これからも続くだろう、と予測しているだけなのである

高橋洋一 『【図解】ピケティ入門 たった21枚の図で『21世紀の資本』は読める!』, (あさ出版, 2015), pp.134.

読んだ感想

ピケティの著書「21世紀の資本」を分かりやすく解説してくれています。

結論としては、資本収益率 r と成長率 g の関係について、

r > g

という不等式が成り立つ、ということについて説明している本です。

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資本収益率 r とは

資本収益率 r とは、資本から得た所得の比率のことをいいます。

つまり、株式や土地など、所有している資本からどれだけの所得を得たのかを表します。

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GDP成長率 g とは

GDP成長率 g とは、所得成長率のことをいいます。

つまり、全国民の所得が前年と比較してどのくらい増加したのかを表します。

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つまり、r > g とはどういうことなのか

r > g とはつまり、

r (資本収益率) > g (GDP成長率)

のことであり、もっと具体的にいうと、

r (所有している資本からどれだけの所得を得たのか) > g (全国民の所得が前年比どれくらい増加したのか)

ということです。

労働者が一生懸命働いて増加した所得と、資本家が所有する資本を元に増加させた所得では、資本家のほうがより多くの所得を得ることができるそうです。

ピケティは著書「21世紀の資本」で、上記の「r > g」という厳然たる歴史的な事実を、膨大なデータと綿密な調査で説明しました。

本書では「r > g」という不等式が、格差を増大させると記述されていますが、私はそれでも別にいいと思います。

貧困は問題ありですが、格差はオッケーだと私は思います。

他にも本書では、経済に関する様々な「事実」が記述されています。

誰にでも読めるように、分かりやすくまとめられている本でした。

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今回読んだ本について

タイトル:【図解】ピケティ入門 たった21枚の図で『21世紀の資本』は読める!
出版社 :あさ出版, (2015)
著者  :高橋洋一

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